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グルコサミンとコンドロイチンの作用について 米国で約5千万人が患っている変形性関節症(関節炎)治療の最前線! 今まで完全な治療法がないと言われていた関節炎に、2つの栄養補給剤が全米で脚光を浴びています。その火付け役となったのが『変形性関節症治療法』という本。爆発的に売れ、いまではノンフィクション部門のべストセラーにまでなっていますが、その著者のジェイソン・セオドサキス博士は、「グルコサミンとコンドロイチン硫酸塩の摂取で変形性関節症は治ってしまう。」と語っています。 グルコサミンは軟骨細胞高分子とヒアルロン酸(組織内で粘着体として結合作用し、関節の運動を円滑にするムコ多糖類の一種)などの合成を高め、コンドロイチン硫酸塩は軟骨の中に存在し、軟骨細胞高分子を破壊する酵素を抑制、軟骨を保護する役割を受け持ちます。 グルコサミン グルコサミンは私達の体の中でグルコースより合成されているアミノ糖で、関節軟骨の構成成分であるプロテオグリカンを始めとして多くの身体組織を構成している重要な巨大分子の構成原料です。グルコサミンは消化管や呼吸器官の粘膜の生成に関与しています。グルコサミンは、滑膜液及びその周囲組織での衝撃吸収成分を構成する一種の生化学物質です。換言すれば、グルコサミンは爪、腱、皮膚、目、滑膜液、骨、靭帯、心臓の弁の構築に、更には消化管、気管支、尿管の粘液分泌にもかかわっています。グルコサミンが欠乏すると、巨大分子の生成が遅くなり、これらの組織が脆くなります。グルコサミンが変性疾患である変形性関節症に効果があることは多くの研究で立証されています。 グルコサミンは種々の疾患に効果があり、その主なものは滑膜液の前壊、筋肉、組織及び靭帯への損傷及び椎間板と座骨の炎症、更には加齢に伴う関節炎です。 潤滑油である滑膜液が少なくなると、その衝撃吸収力が減少し、軟骨、骨、腱はお互いに擦れ合い、損傷が発生し、関節動作や機能が失われ、痛みが発生します。特に、脊椎の椎間板が神経を圧迫している時は、滑膜液が少ない為に、拷問を受けているような痛みが起こります。グルコサミンは滑膜液を増加させ、ゼラチン状物質の衝撃吸収能力を増大し、摩擦を減少させ、痛みを軽減します。 コンドロイチン コンドロイチンは動物の軟骨、腱、皮膚などの結合組織に多く含まれており、抗張力、弾力を保つ役割を果たしています。これはコンドロイチンの水分を引き付ける作用によるもので、特に軟骨では重要です。スポンジにたとえられる関節軟骨に水分が出入りすることにより、関節にかかる衝撃を吸収し、血管の無い関節に栄養を送り届けます。 食品から摂取されたコンドロイチンのいくらかはそのままの形で体内に吸収され、関節軟骨を含む種々の組織に取り込まれます。コンドロイチンは水分を取り込むばかりでなく、軟骨貧食酵素の作用を阻害することにより、軟骨の未熟分解を防止し、グルコサミンと同様にプロテオグリカン、グリコサミノグリカン及びコラーゲンの生成を促進し、関節痛と滑膜炎を軽減します。従って、コンドロイチンをゲルコサミン療法と併用するこには意義があります。 変形性関節症 変形性関節症は、主に身体の体重を支える関節の慢性的疾患です。年齢が60歳に到るまでには、約半数の人が何らかの変形性関節症にかかります。変形性関節症は、ある種の職業やバレーやサッカーのようなスポーツにでも起こります。 また、関節の怪我や骨折が原因で変形関節症になることもあります。"変形性関節症では、正常で滑らかな軟骨が柔らかく鈍くなり、弾力性を失い、その表面は部分的に磨耗します。軟骨は磨り減り、もはや滑膜液を吸収する能力がなくなります。その結果として、骨と骨が擦れ合い、関節の空間は狭くなります。軟骨は部分的に薄くなります。関節はゆるくなり、小さな骨の破片が関節内に付着したり、関節を刺激するような骨質の刺が発生します。私達が歳をとるにつれて、軟骨の生成や再生をする能力は低下します。変形性関節痘の症状としては、こわばり、動作開始時の違和感及び軽度一重度の様々な痛みです。グルコサミンは変形性関節症の治療において素晴らしい効果が確認されており、完全に回復さえします。 薬による治療 変形性関節症について間違って理解されていることは、変形性関節症の進行を防止することはできないということで、変形性関節症は進行性の疾患であって、アドビルやアスピリンのような非ステロイド系消炎剤で痛みを取る以外に方法はないと思われていることです。最近の研究によれば、これらの医薬品は痛みを軽減するものの、変形性関節症を悪化するということが判っています。更に、これらの医薬品は軟骨を破壊し、新しい軟骨の生成を抑制することも判っています。これらの消炎剤の長期使用により、胃腸出血や肝臓障害、腎臓障害の副作用が起こることがあります。 グルコサミンは、非ステロイド系消炎剤と異なり、痛みを軽減する効果ばかりではありません。グルコサミンは、結合組織の生成を促進し、損傷を受けた関節を修復することにより、変形性関節症の根本治療を可能とします。片方の膝に変形性関節症のある48人の患者を2つのグループに分け、一方にはイブプロフェン1.2gを、他方のグループにはグルコサミン1.5gを8週間にわたって投与しました。投与開始の2週間では、イブプロフエングループの方が早く痛みが軽減しましたが、8週間後にはグルコサミングループの方がイブプロフエングループよりも痛みは軽減していました。更に、膝に変形性関節症のある20名の患者にグルコサミン500mgまたは偽薬を6−8週間投与しました。グルコサミンは変形性関節症の患者の触疹痛、膨らみ及び痛みを著しく軽減しました。 グルコサミンとコンドロイチンの安全性 長期に服用するものは、どんなものであれ、安全でなくてはなりません。私達は、非ステロイド系消炎剤の長期使用による多くの副作用があることを十分に知っています。それゆえに、グルコサミンとコンドロイチンは大いに注目されています。グルコサミンもコンドロイチンも生体を構成している成分で、毒性は全く無いことが立証されており、副作用もほとんど報告されていません。 関節炎は老化が原因なのか? 統計的に見ると、関節炎を患っている人は、45歳以下の場合はわずか2%ですが、45〜64歳では30%、65歳以上は85%と、高齢になるにしたがって発症率は高くなっています。この統計から一般的には「関節炎は年齢とともに生じる老化現象。不可避の老化過程の一部で、単なる関節摩耗の病気。これを阻止し治療することはできない」と信じられてきましたが、ジェイソン・セオドサキス博士は「これらは真実からほど遠い!」と主張。「自然に老化した関節」と「関節炎を患う関節」とはまったく違うと指摘しています。
関節炎の場合
自然に老化した関節の場合
(1)体重の負担がかかる関節軟骨が衰える (2)軟骨組織の物理的・化学的変化 (3)関節水腫(関節内に液がたまる)が増量する (4)関節周囲の組織が厚くなる (5)骨の象牙質化(骨組織、軟骨が病的に硬化する) (6)骨の増殖を含め、骨が変化。
(1)関節軟骨が衰えない (2)軟骨組織の物理的・化学的変化はない (3)関節内の液は変わらない (4)関節周囲の組織は厚くならない (5)骨組職、軟骨は硬化しない (6)骨の増殖など骨の変化はない。
博士は「高齢者に関節炎を患う人が多いのは事実だが、これは外傷や生涯にわたる日常生活の反復的運動の負担、治癒力の低下に起因するもの。老化現象ではない」としています。 博士の推奨する摂取方法は、 「一日に2〜4回に分けて摂取し、食物とともに一日を通して摂取するようにする」と推薦しており、すぐに大きな効果が表れる人もおり、そのような場合は摂取量を開始時の量の半分または3分の1に減らす。中には痛みが永久に消えて、摂取をやめる人もいると言います。 カナダ・オンタリオ州のブランプトン・ペイン・クリニック(痛み専門の診療所)のアラン・ラッセル博士も四百人以上の患者をグルコサミンで治療してきました。「グルコサミンは少なくとも患者の60%の関節炎を治したと確信している。働くことができなかった関節炎の人たちが職場に復帰している」と話しています。博士が推薦する摂取量と摂取法は、「グルコサミン500mgを一日3回摂取し、患者への効果が現れるのは6週間たってからです。もし何の反応もなければ、グルコサミンを1g増やし、一日3回摂取します。摂取時間は食事の前でも後でも食事中でも、たいした問題ではないと思う」。 副作用については「400人の患者を治療したが、大きな副作用はみられない。吐き気はまれにしか見られない」。グルコサミンの致死量(LD50といい、動物の半分が死亡する量)は「グルコサミン」というタイトルの小さな解説書を出しているレイ・サヘイリアン博士によると、人間では一度に50万mg(500g=500mgのグルコサミンを1000錠分)以上を摂取するに等しい量だそうです。同博士もグルコサミン(硫酸塩、アセチル基、塩酸塩のいずれも可)500mgを一日3回摂取することを推薦していますが、「もし一カ月たっても何の効果も表れなかったら、次の一カ月間はグルコサミンの量を2倍の1000mgにし、一日3回摂取する。いったん満足する効果を得ることができたら、グルコサミンの摂取量を一日1回500mgに減らす。また痛みが出て来たら、摂取量を増やす」としています。 ジェイソン・セオドサキス博士共著の「変形性関節症の治療法」で紹介された体験談 タイピストのキャシー・ワトソンさん(47)は朝、右手の指に痛みとこわばりを感じた。指の関節が摩擦音を立て始めた時も心配はしなかったという。ところが翌年から痛みが激しくなった。「私はタイピストで一日中、指を使うんです。痛くて仕事を続けることができなくなったんです。」そこで、キャシーさんは同博士の本に従ってグルコサミンとコンドロイティン硫酸塩を摂取する事にした。「始めた日から指がよくなったように感じ、2週間以内に痛みが消えました」と語る。 55歳のダンス教師、ダグ・スティーブンズさんは若い時にブロードウエーで踊ったり、全米を巡業したりした。「ダンスは私の人生だった」と語るダグさんは、50歳までに体のさまざまな部分に痛みを感じ、52歳までにダンスをあきらめざるをえなくなった。「膝と股関節の変形性関節症と変形性腰椎症にかかった」と話すダグさん。数人の医師が、彼にこう告げた。「関節の手術をするにはまだ若すぎる。投薬以外に施すことは何もない」彼は薬物治療を試みたが、薬の副作用に耐えられなかった。そこで同博士の「治療法」に従い、グルコサミンとコンドロイティン硫酸塩を毎日1500ミリグラムずつ摂取した。3カ月後、彼は完全に痛みが消えたことを報告。「まるで新しい体を得たようです」と。
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